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=発達障害=
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発達障害診断
までのハードル

Florian Westermann
 

(Albrecht Fietzによる Pixabayからの画像)

発達障害の現れ方は人それぞれで、環境によっては子供時代にあまり問題視されずに過ごせる場合もあります。

しかし社会に出ると、話が変わってきます。

基本コミュニケーションの障害なので、
人の意を上手く酌めないとそれが原因でトラブルになったりします。

ミスをする事は、たまになら誰にでもありがちな事だと思うのですが、発達障害の人はこれを何度も同じ パターンで繰り返してしまう所に重大な問題があります。


当人は指摘・注意された事を何とか解決しようとして、自分なりに努力はするのですが、空回りしてしまい、 ますますドツボにはまっていくという悪循環になってしまう事が多いです。


この悪いループにハマってしまうと、どんどん自信を無くしてしまい、恐怖感が芽生えてしまう…。

最悪双極性障害などの病気、
つまり二次障害に陥ってしまいます。


余白

 

発達障害の診断は大変?

www_slon_picsによるPixabayからの画像
 

( www_slon_picsによる Pixabayからの画像)

大人になってからそうした苦労や生き辛い思いをしないためにも、学生時代までに診断を受けられれば、 色々まわりからケアも受けられて余計な苦労もしなくて済むでしょう。


不運にもそのまま大人になってしまった人は、診断してもらって自分の生き辛さの原因をはっきりさせ、 今後の人生をよりよいものにしたいと思っている事でしょう。


ですが、それだけで病院に行くのは現状厳しいと思います。


どういう事かというと、

「発達障害のせいで日常生活に支障をきたしているかどうか」

が診断基準になるからです。



困っていて、精神的に追い込まれ、体調不良になるなど、緊急性がないと診断してもらえないケースが多いようです。


これは最近発達障害が世の中でかなり認知されてきたことから、


「自分もそうかも」


という人たちが精神科や心療内科、 専門のクリニックにいっぱい来てしまっている影響もあると思います。


「困ってなければ、治療は必要ないでしょ?」


という事です。



しかもまだまだ専門医が少ないようで、正確な診断がされないケースも多いようです。


「君は大丈夫だよ」


とか、発達障害以外の病気の診断をされるなど。


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確実な診断を受けるには

mohamed HassanによるPixabayからの画像
 

( mohamed Hassanによる Pixabayからの画像)

未診断の自分が言うと説得力が足りないかもしれませんが、大人の方の場合は子供時代のエピソード を話す事が、診断基準の強力な材料になるようです。



他の子とうまくコミュニケーションが取れずに困った事、大人から何度も注意された事、何度やっても 上手く出来なかった事を思い出して、一通り書き出してみます。



身内(親兄弟)からも、

「自分の子供の頃で、変わっているなあと感じたエピソードなかった?」

と聞いてみるのもいいと思います。



それらをググってみた発達障害の症状に当てはめてみて、
自分が「クサい!」と思うものをリストアップ してみるといいと思います。


一番いい方法としては、自分の子供時代を説明できる身内と一緒に病院に行くのが確実です。



あと、今現在で最も自分が困っていること、
「仕事がうまくいかない、ミスばかり」

「他人とうまく話せない、よくトラブる」

「気が滅入ってやる気が起きない」
を切実に訴える事が重要だと思います。



僕がもし診断に行くとすれば、保育園の時の文集や小中学校時の通信簿に書かれた先生のコメントなどが 確実な証拠(?)になりそうなので、それを持っていこうと思います。


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診断後の人生

Henning Sorby
 

(S. Hermann & F. Richterによる Pixabayからの画像)


専門のクリニックだと予約で数か月待たされるなど、診断までの道のりは容易ではないかもしれません。


周りからも、

「発達障害な訳ないじゃん!考えすぎだよ。」


と言われ、診断を諦めてしまう人もいるかもしれません。



それでも、調べれば調べるほど自分はそうとしか思えないと確信するほどであれば、診断にいってもいい と思います。



なかには、自分なりの決死の努力でコミュニケーションや仕事を何とかこなしてきている人も居ると思います。


普通の人が感じない、余計ともいえる苦労をしまくってきたと思います。



僕自身もそうやってきた口ですが、まだまだ解決できない致命的な欠陥が多いです。



とりあえず他人となるべく揉めずにやり過ごし、仕事もポンコツよりはちょっとマシなレベルでしかないです。


「アラフィフでこの程度か」


と思うと、マジに悲しくなります。



とにかく、診断を受けた人のほとんどは、

「今までの辛い原因が分かってホッとした」


といいます。



仮に診断しなかったとしても、ネットで探せば発達障害に関する様々なコミュニティーがあります。


最近では、発達障害を告白したYouTuberやブロガーが沢山出てきています。



僕もつい最近Twitterを始めたばかりですが、そういった場所で情報交換をする事で、生き方のヒントを 得ることができると思います。



この記事を読んで共感してくれた方と、共に生き辛さを和らげていければ幸いです。


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